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道案内その1に続き、メキシコの通りの名にちなんだ看板を紹介。
今回は『小山の上に何か乗っている』シリーズをご紹介します。
かわいらしい絵ですがこれは『絵文字』で、この絵が地名をあらわしているのです。
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さて一枚目、水が溢れ出す小山の上にバッタが乗っています。
これは、chapultepec(チャップルテペック)をあらわしています。
チャプルテペックとは見たままの通り『バッタの丘』という意味です。
ナワトル語(アステカ人が使っていた言葉)ではchapul(=chapullin バッタ)+ tepe(=tepetl 丘)+c(=co 場所)という構成になっています。
チャプルテペックはメキシコシティ中心部にある広大な敷地を持つ公園で、観光地として知られているチャプルテペック城や動物園、遊園地、博物館や美術館、コンサートホール、ボート遊びのできる湖、そして大統領官邸まであります。
アステカ時代には、ここは豊かな水の湧き出る森で、アステカの都テトチティトランの飲み水はここから供給されていたそうです。

続いてはこちら。
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今度は小山の上に魚が乗っています。
この絵文字はmichoacan(ミチョアカン)をあらわしています。
ミチョアカン州は温暖湿潤な気候で、さまざまな農作物のとれる緑豊かなところです。
カナダから越冬のためにはるばる飛んでくるモナルカ蝶の聖地もありますし、湖がたくさんあって魚もとれます。
ミチョアカンは『魚の豊富な地』という意味で、mich(=michin 魚)+oa(=hua 持つ)+can(=can 場所)という言葉の組み合わせになっています。
ミチョアカン州といえば魚、というイメージはあまりないのですが、パツクアロ湖では『マリポサ漁』と呼ばれる蝶のような形の網を使った漁が有名です。
もっとも今では、観光客向けのショーのようになってしまいましたが。

最後に紹介するのはこちら。
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小山の上に木が一本?
これはxoco(ショコ?)という地名で、ナワトル語のxocotl(=緑の、または熟していない果実)からきているそうです。
xocotlについては実はよくわからなくて、ざっとネット上で検索してみたところ、jocote(ホコテ)という熱帯の果実の名前はナワトル語のxocotlに由来するという記述やxocotlは火と星を司るアステカの神だという記述もあります。
この看板ではxocotl=果実ということのようです。

想像膨らむ道案内の看板。
まだまだ続きます。
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ちょっと前のことですが、年末年始はミチョアカン州へ旅行に行ってきました。
ミチョアカン州は、ブログに何度か登場しているモレーリアやパツクアロ、ウルアパン、キロガなどのある州でです。
モレーリアには友達家族がいて、もう随分と会っていなかったので、彼らと年末年始を過ごしたり、まだミチョアカン州に行ったことがないというダンナ(※実は昨年結婚しました)に素敵な町を見て欲しいなあ、と思い立ったのです。

出発前夜・・ダンナに急な仕事がはいってしまい、もしかしたら旅行に行けないかも?!
とりあえず私は予定通り出発、向こうで待つことに。
一人で行くのもなんとなく寂しいので、相方を連れて行くことにしました。
うちの子たちの中から選ばれたのは、ムーちゃん(チアパス州の手作りぬいぐるみ)です。
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2009年12月31日 AM7:00 メキシコシティ北バスターミナル
いよいよバスに乗って出発、目的地は州都モレーリア。
流れる車窓をながめつつ・・混んでいなければ4時間ちょっとで着けるはず。
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PM12:00、モレーリアのバスターミナル到着。
バスターミナルでトルタを頬張りつつ考える・・「これからどうしよう」。
モレーリアの町は好きですが、何度も来たことがあって散策に心が動かない。
身軽な身だし、知らないところに行ってみる?
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そして思いついたのが、「プエブロ・マヒコ」として知られているCUITZEO(クィツェオ)。
「プエブロ・マヒコ」とは直訳すると「魔法の町(村)」。
世界遺産にはなっていないけど、メキシコにはまだまだ魔法のように素敵な町があるよ、というコンセプトで36の町が選ばれています。
クィツェオは確かこの近くだったはず、と思い出して、何の知識もなく行ってみました!
2等バスに揺られ、色んなバス停で止まりながら1時間後に到着。
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おお~、空が青い!
写真に写っているのは古い修道院跡で、現在は博物館になっている建物です。
残念ながら、この日は半日で閉館となり、中を見ることはできませんでした。
本当にクィツェオは小さな町で、どうやらこの修道院跡が唯一の観光スポットだったよう・・。
そうそう、すぐそばにクィツェオ湖があったはず!
湖でも眺めてボーっとするか!
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町の中心部から湖に向かって、歩くこと30分で、湖の岸に到着しました。
今は乾季のため、湖は水が少なくなっています。
道路沿いのレストランで湖を眺めながらしばし休憩。
charales(チャラーレス)という小魚が有名なようです。
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小魚自体はおいしいのですが、すでに揚げていたものを二度揚げされて、なんだか油っぽくなっていたのが残念。
そしてだんだん曇り空になり気温が下がってきて、小雨も混じるようになってきました(乾季なのに・・)。
そろそろモレーリアに戻ろう。
再びバスに乗って、モレーリアのバスターミナルへ。
そしてそのまま、ホテルにチェックイン。
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おっ、プールがある。
結構寒くなってきたのに、楽しそうに泳いでいる家族がいます。
ふーっ、私は一眠りすることにしよう。
夜は、友達家族のところで年越しだから、少し休んでいこうね。
ムーちゃん、お疲れさま。
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その後ダンナから電話があり、もうすぐモレーリアに着くとのことでした。
ようやく『人間ふたり旅』になりそうです。
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